2011年5月27日金曜日

無謬性との戦い

最近、各自治体で独自に空間線量を測定•公表する動きが目立つようになってきたみたいですね。汚染マップを作成するという点に関しては意味があると思いますが、ボクは市民(特に子供)の健康被害対策に関してはあまり期待できないと考えています。

空間線量計りました

20 mSv/year未満です

国の規制値以下です

よって問題無し

みないな感じになるのがオチと思います。

ついでに、癌等の放射線由来の疾患が増えても「因果関係が証明できない」で終わりになりそうな気持ちでいっぱいです。

日本の停滞は、中央官庁がその無謬性を存分に発揮した結果とボクは思います。批判する人はいたけど、彼らはセーフティー•ゾーンに守られ、結局、事態は改善されななかった。唯一、小泉内閣では改革の兆しが見えたが、続く内閣でその流れは潰えてしまった。それくらい「無謬性」は強力と思います。

国は「20 mSv/year」という数値を基準として一旦打ち出しました。これを覆すことができなければ何も前に進まないでしょう。

とりあえず、来週くらいから流山市役所環境部環境政策課をターゲッティングしてみようと思います。
(ちなみに、ボクは流山市の空間線量の測定にはあまりこだわっていません)

0 件のコメント:

コメントを投稿