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2011年7月10日日曜日

流山市に真摯さはあるのか? (2)

暑さにくわえて、最近仕事がタイトでお疲れ気味のだったのですが、やっと仕事のペースが落ち着いて余裕がでそうなので久々にブログ書いてみます。

とりあえず、先のエントリー(see http://nagareyama-chem.blogspot.com/2011/06/blog-post_19.html)で書いた流山市への再質問に対する回答が(けっこう前に)届いたのでメモしてみます。

Question 1
国は(暫定)規制値を設定する上で、当然、許容被曝量を設定しているはず(そうでなければ、安全な基準値は設定できません)。各自治体に対して、国からの指導が当然あってしかるべきである。成人、幼児、乳児の(年間)許容被曝量が国からどのように指導されているか教えて欲しい。

Answer 1
国からの許容被曝量の指導については把握していない。

把握してないって意味分かんないんですけど。指導されてないの?単にあなたの部署が無関心というか怠慢で情報収集してないってこと?



Question 2
「暫定規制値上限一杯の食材を給食で摂取した場合の内部被曝量」については、当然モデルを設定しているはず。モデルの想定被曝量を教えて欲しい。

Answer 2
モデルは設定していない。抽出したある日の給食の献立(ご飯、牛乳、エコふりかけ、豆腐ステーキのおろしソースかけ、野菜汁)の場合の試算では、放射性ヨウ素は257.1 Bq, 放射性セシウムは221.2 Bq。

ちなみに放射性ヨウ素とセシウムが基準値マックスで上記メニューの給食を食べると、その被曝量は↓
放射性ヨウ素で
131Iの実効線量/ 257.1×7.5×10-2 = 19.3 μSv
131Iの甲状腺等価線量/ 19.3×20 = 386 μSv


一方、放射性Csの場合、代表核種に対する放射性Cs, Srの存在比をざっくり
89Sr : 90Sr : 134Cs : 137Cs = 0.28732 : 0.04555 : 0.54455 : 0.45545とし、幼児に対する実効線量換算係数をそれぞれ、8.9×10-6 mSv/Bq, 4.7×10-5 mSv/Bq, 1.3×10-5 mSv/Bq, 9.7×10-6 mSv/Bqとすると、


89Sr/ 221.2×0.28732×8.9×10-3 = 0.57 μSv
90Sr/ 221.2×0.04555×4.7×10-2 = 0.47 μSv
134Cs/ 221.2×0.54455×1.3×10-2 = 1.57 μSv
137Cs/ 221.2×0.45545×9.7×10-3 = 0.98 μSv
total 3.58 μSv

要は、教育委員会は学校給食1食あたり、
131Iで実効線量/ 19.3 μSv (甲状腺等価線量/  386 μSv)
放射性Csで実効線量/ 3.58 μSv
の内部被曝を許容しているってことですね

年間何日給食がでるのかよく分かんないけど、基準値超えの食材が市場から完全に排除されていて、131Iの影響が軽微であると仮定し、流通過程で汚染が半分くらいに希釈されるとすると、給食による内部被曝は超ざっくり< 0.5 mSv/Yearって感じでしょうか?

2011年6月19日日曜日

流山市に真摯さはあるのか?

再び新たな質問を流山市にしてみました↓

Question 1
学校給食による内部被曝の許容量を何mSv/yearと考えているか?
Answer 1
学校給食に起因する内部被曝の許容量については設けていない

Qusestion 2
暫定規制値上限一杯の食材を給食で摂取した場合の内部被曝量はどれくらいか?
Answer 2
学校給食は各学校で献立が異なるため、使用する食材の種類や使用量も異なります。このため、一律に内部被爆量を算出することはできない。

感想
ほんとにやる気無いな、市は。自分たちが地方自治の当事者だっていう意識が全く感じられませんよ。ことなかれ主義ってやつですか?

とりあえず、再質問の刑です↓

New Question 1
国は(暫定)規制値を設定する上で、当然、許容被曝量を設定しているはず(そうでなければ、安全な基準値は設定できません)。各自治体に対して、国からの指導が当然あってしかるべきである。成人、幼児、乳児の(年間)許容被曝量が国からどのように指導されているか教えて欲しい。

New Question 2
「暫定規制値上限一杯の食材を給食で摂取した場合の内部被曝量」については、当然モデルを設定しているはず。モデルの想定被曝量を教えて欲しい。

納得いくまで、いつまでも質問するよ

2011年5月27日金曜日

無謬性との戦い

最近、各自治体で独自に空間線量を測定•公表する動きが目立つようになってきたみたいですね。汚染マップを作成するという点に関しては意味があると思いますが、ボクは市民(特に子供)の健康被害対策に関してはあまり期待できないと考えています。

空間線量計りました

20 mSv/year未満です

国の規制値以下です

よって問題無し

みないな感じになるのがオチと思います。

ついでに、癌等の放射線由来の疾患が増えても「因果関係が証明できない」で終わりになりそうな気持ちでいっぱいです。

日本の停滞は、中央官庁がその無謬性を存分に発揮した結果とボクは思います。批判する人はいたけど、彼らはセーフティー•ゾーンに守られ、結局、事態は改善されななかった。唯一、小泉内閣では改革の兆しが見えたが、続く内閣でその流れは潰えてしまった。それくらい「無謬性」は強力と思います。

国は「20 mSv/year」という数値を基準として一旦打ち出しました。これを覆すことができなければ何も前に進まないでしょう。

とりあえず、来週くらいから流山市役所環境部環境政策課をターゲッティングしてみようと思います。
(ちなみに、ボクは流山市の空間線量の測定にはあまりこだわっていません)